厚生省の調べでは、45〜54歳の約90%が歯周炎などの異常を訴えているそうです。しかし、国民の多くは『歯周病は中高年になれば誰でもなるもので別に大したことではない・・・』という感覚を持っており、徐々に社会的な問題になってきています。症状の度合いは異なりますが、実際、20〜30歳代の若い世代にまで広がり、多くの日本人が歯周病を患っています。しかも、前述しているように歯周病がひどくなると骨が溶け、歯が抜けてしまう深刻な病気。虫歯よりも歯周病で歯をなくしている人が多い現状を深刻に受け止める必要があります。