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インプラント補綴

顎位の変化の確認

顎位の変化の確認 .2

形態や審美性の確認 <

形態や審美性の確認.2

ー 形態や審美性の確認 ー

補綴を健康にする80のいろいろ デンタルダイヤモンドに発表した論文をHP用に改編

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 補綴物の歯冠形態はメインテナンスや審美性に大きく影響を及ぼす。インプラント補綴ではエマージェンスプロファイルを術者か自由にコントロールできるため、歯周的要素と審美的要素の調和の取れた理想的補綴形態を模索するために、プロビジョナルレストレーションを活用する。

フィクスチャーの直径とエマージェンスプロファイル

 エマージェンスプロファイルを左右する要素として、フィクスチャーの直径と、埋入の深さが考えられる。多くのフィクスチャーが直径4mm前後であることから適切な埋入深度からの無理のないエマージェンスプロファイルは臼歯部では、小休止の形態になる。このために、直径4mmのフィクスチャーでの適切な配置は7mm間隔とし、小臼歯形態で補綴を行う事が望ましいと考えられる。大臼歯形態でのインプラント修復を行うためには、直径の太いフィクスチャーを用いるか、埋入深度を深くする必用がある。

 しかしながら、フィクスチャーの頬舌側に1mmづつのマージンが必用なことから、適応症が制限される。また、埋入深度が深くなることは、歯周環境に悪影響を及ぼす可能性が高なる。
 前歯部においては、上顎前歯部は良好な埋入を行えば、天然歯のエマージェンスプロファイルを模倣する事が出来るが、下顎前歯部においては天然歯根がフィクスチャーよりも細いため、天然歯列の形態を取ることは出来ない。

プロビジョナルレストレーションと形態

 臼歯部においては前歯部よりも高い審美性が求められることは少ない、そのために形態はメインテナンスの行いやすい形態を優先することが望ましい。メインテナンスの行いやすい形態は、歯冠形態だけで獲得されるものではなく、フィクスチャー埋入の三次元的位置関係で決定される要素が大きい。しかし、理想的な埋入がなされれば、歯冠形態は自然なエマージェンスプロファイルを与えることができるため、メインテナンスの行いやすい形態を与えることができる。

 プロビジョナルレストレーション製作時に判断できない要素は、プロビジョナルレストレーションを装着し、自己メインテナンス状態を観察し、修正を加えることになる。
前歯部、特に上顎においては最も審美性が優先される部位である。そのため、審美的な歯肉形態を獲得するためにプロビジョナルレストレーションを用い治療を行う。歯肉貫通部の上部構造の形態は歯肉形態を形成するに重要な要素となる。

プロビジョナルレストレーションを用いた審美性の獲得

 三次元的に適切な位置に埋入されたフィクスチャーに対し、二次手術は十分な厚みの歯肉を獲得する様に切開線を設定し行う(図1.2)。歯肉の治癒と同時期にフィクスチャーの直径と近似した、周囲歯肉を圧迫しない、レスカウンターのプロビジョナルレストレーションを装着する。

 十分な治癒期間を置き、歯肉の成熟を待つ。この時点での歯肉形態は設定しようとしている歯肉ラインよりも歯冠側に位置していることが望ましい。こうして安定した歯肉にプロビジョナルレストレーションを用いて審美的な形態へと形成していく。

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このページはデンタルダイヤモンド、補綴を健康にする80のいろいろ第28巻10号 64-65、2003. 小川洋一をHP ように改編したものです

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