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インプラント補綴

顎位の変化の確認

顎位の変化の確認 .2<

形態や審美性の確認

形態や審美性の確認.2

ー 顎位の変化の確認 ー

補綴を健康にする80のいろいろ デンタルダイヤモンドに発表した論文をHP用に改編

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下顎位の偏位

 欠損を生じた顎堤では、強力な咀嚼筋群の影響で下顎位は程度の差こそあれ、三次元的に偏位が生じると考えられる。プロビジョナルレストレーション作製時に、中心位による咬合採得を行い、適正顆頭位にてプロビジョナルレストレーションを製作、装着した後、数日で下顎位が不安定な状態を呈すことをしばしば経験する。

 この事は、下顎位、すなわち顆頭の位置が関節腔内で適切な位置関係まで移動する事により生じると考えられる。この移動は、中心位での咬合採得だけでは決定できず、その時点で最も適切と考えられる下顎位を獲得した後、良好な下顎運動を営むうちに、より適切な位に移動するためと考えられる。

偏位の修正

 適切な咬合関係を再構築した後、生じる偏位には、再び中心の咬合採得を行い、リマウントを行って下顎位を修正する。しかしながら、修正された、下顎位も下顎運動を営むうちに、さらに適切な位置へと移動する事をしばしば経験する。この様に再現された適正な下顎位は、良好な下顎運動を与えられ事によって、さらなる適正な位置へ戻って行くと考えられる。
 そのため、プロビジョナルレストレーションをリマウントのテクニックを用いて咬合精度を高め、良好な下顎運動を与えることによって、偏位した下顎位を修正することができる。上記の術式を用い、良好な下顎位が求められるまで修正を繰り返し行い、最終的な下顎位をプロビジョナルレストレーションによって決定する事が重要である。

最終咬合採得とプロビジョナルレストレーショ

 インプラント補綴おけるプロビジョナルレストレーションとクラウンブリッジにおけるプロビジョナルレストレーションとの最大の違いは、インプラントのプロビジョナルレストレーションは補綴製作用模型に精度良く戻ることである。これは、接続部分が規格品である、テンポラリーシリンダーと、アバットメントレプリカで構成されているためである。この特徴を生かして、修正した咬合関係を咬合器上に再現させる。最終咬合採得は、口腔内にプロビジョナルレストレーションを装着した状態で行い、咬合採得後、口腔内から外し。あらかじめ作製しておいた補綴製作用模型にプロビジョナルレストレーションを装着し、咬合器に付着を行う。プロビジョナルレストレーションを精度よく模型に戻す事ができ、最終咬合採得に利用できるのは、インプラント補綴の特徴の一つである。

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このページはデンタルダイヤモンド、補綴を健康にする80のいろいろ第28巻10号 62-64、2003. 小川洋一をHP ように改編したものです

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